私は、多摩川線沿線に住んでいます。新区長が、これまでの松原区政を引き継ぎ、蒲蒲線(新空港線)推進を明言していることに大変不安を覚えます。新区長は、本来ならこの計画が妥当なのかどうか、まずはこれまでの40年間の経緯を見直してから判断すべきだったはずです。私はまず「区長への手紙」で、思うことを伝えようと思います。
大田区長就任記者会見 東京との公金を当てにしている。どこから出たってそれは私たちの税金だ! 21分〜
もう一つ、でたらめな地図が堂々と載っています。
https://www.city.ota.tokyo.jp/seikatsu/sumaimachinami/koutsu/kamakamasen/project-plan_gaiyou.files/20220705.pdf
この地図では、蒲田-京急蒲田間の方が、矢口渡-蒲田間よりも距離が2倍ほどあるように見えます。しかし実際は、このように蒲田-京急蒲田の距離なんてたいしたことないのです。わざわざ1360億円もかけて鉄道を延伸する必要があるのでしょうか。
大田区の新空港線(蒲蒲線)の事業計画(案)概要 (事業計画案、事業費、費用便益比等)内の地図。いかにも蒲田駅と京急蒲田駅の間がかなり離れていて不便だったのを解消するように誇張して描かれています。多摩川駅-蒲田駅の距離の2倍以上距離があるように見えます。しかし、蒲田-京急蒲田間は800メートル、多摩川駅-蒲田駅間は7キロです。