私は、多摩川線沿線に住んでいます。新区長が、これまでの松原区政を引き継ぎ、蒲蒲線(新空港線)推進を明言していることに大変不安を覚えます。新区長は、本来ならこの計画が妥当なのかどうか、まずはこれまでの40年間の経緯を見直してから判断すべきだったはずです。私はまず「区長への手紙」で、思うことを伝えようと思います。
地域発信誌「大田」を準備しています中野と申します。どうぞよろしくお願いいたします。「大田」の創刊号で蒲蒲線を取り上げたく、遅ればせながら調べ始めました。
一期整備事業の費用が1,360億円(2022年6月時点)で、負担の割合は、国が1/3、地方自治体が1/3、事業者が1/3ということなので、単純に割り算すると、地方公共団体(大田区と東京都)の負担額は約453億円。その地方自治体の負担分を大田区が7割、東京都が3割負担することが区と都で合意されているとのことなので(2022年)、7割だと約317億円。これが蒲蒲線の一期整備事業における大田区のおおよその負担額となりますでしょうか? 資料によって、または他の方の発言によっては、違う額がいわれていますので、質問させていただきました。よろしくお願いいたします。
大田区長就任記者会見 東京との公金を当てにしている。どこから出たってそれは私たちの税金だ! 21分〜
もう一つ、でたらめな地図が堂々と載っています。
https://www.city.ota.tokyo.jp/seikatsu/sumaimachinami/koutsu/kamakamasen/project-plan_gaiyou.files/20220705.pdf
この地図では、蒲田-京急蒲田間の方が、矢口渡-蒲田間よりも距離が2倍ほどあるように見えます。しかし実際は、このように蒲田-京急蒲田の距離なんてたいしたことないのです。わざわざ1360億円もかけて鉄道を延伸する必要があるのでしょうか。
大田区の新空港線(蒲蒲線)の事業計画(案)概要 (事業計画案、事業費、費用便益比等)内の地図。いかにも蒲田駅と京急蒲田駅の間がかなり離れていて不便だったのを解消するように誇張して描かれています。多摩川駅-蒲田駅の距離の2倍以上距離があるように見えます。しかし、蒲田-京急蒲田間は800メートル、多摩川駅-蒲田駅間は7キロです。